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Category Archives: 防犯

数年前から若い人たちの間でシェアハウスがブームになっています。
テレビ番組になったりもしたので憧れたり、シェアハウスに入居しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実はシェアハウスは犯罪の巣窟友いわれています。
マナーを守れない住人がひとりでもいるとトラブルが絶えません。

気をつけることのひとつめは住人間の貸し借りです。
お金じゃないので別にいいかとおもってレンタルビデオ店のカードを貸したとします。しかし、返されることがないまま退去してしまいます。そのカードには個人情報が入っているはずですし、もしそのカードで延滞したら請求はもとの持ち主のところに来るのです。

盗難も起こります。ブランド品をリビングなど共有スペースにおいておくと誰かが勝手に持ち去って転売してしまうということがあります。犯人探しをしだすと住人の中が一気に険悪なムードになってしまいます。

また、最近人気なのが古民家を改装したようなシェアハウスですが、住人がむやみに電力を使うとブレーカーが落ちることが多いです。それだけならまだしも、ボヤ騒ぎが起きることもあります。
ジャックがすくないのでタコ足配線をする人がおおいのです。それでボヤがおきてしまいます。

このような些細な事で楽しい共同生活が一変してしまいます。
家賃が安いなどのメリットも多いですが、デメリットもしっかり考えて入居するようにしましょう。プライベートをきちんと守るために鍵のこともしっかり確認するようにして下さい。

どんな家が狙われやすいか、どんな時に被害にあうのか。泥棒目線で考えてみると気をつけたらいいことがわかってくると思います。

夜道に一人で歩いているときはひったくりに注意しましょう。
多くの路上犯罪者によると対象との距離が電信柱の感覚くらいの距離開くとこいつにしよう、と狙い定めるようになるそうです。
もし夜道に誰かいると思ったら電信柱くらいの間隔(20mくらい)以上開けて歩くようにしましょう。そして音楽を聴いていたり、スマホをみながら歩くのもやめるようにしましょう。足音に気づきにくいので泥棒に狙われやすいです。

また、家を狙う時。泥棒はどんなところを見ているのかといいますと、まず目をつけた家を2周ほど回ってみます。そして隣の家との距離や雑草の伸び具合、干し物の順番と色、浦戸の出入口の汚れ、衛星テレビアンテナの有無などをみます。それくらい入念なチェックを短時間のうちにしてしまうのです。

泥棒たちに目をつけられないようにするためにはどうしたらいいのかというと、家の周りを綺麗にしておくことです。
泥棒は塀に落書きがあったり、ゴミが散らかっていたり、自転車が放置されているのをみて、この家は油断があって狙いやすそうだと判断するのです。

ゴミやモノが散乱していない、庭の手入れが行き届いた家は泥棒に漬け込まれる隙を与えません。

農家や工場などで倉庫が被害にあうことがあります。
農家の倉庫でガラスが割られて米が盗まれたという通報がありました。
自宅近くの倉庫でガラスが割られていて、保管していた収穫したばかりの新米が470袋のうち、人気の「ミルキークイーン」という品種の新米が21袋盗まれていたそうです。
倉庫はきちんと施錠されていました。
しかし、きちんとした防犯システムや防犯カメラの設置などはされていなかったのでしょう。

このように収穫時期になると農作物が盗まれてしまうという被害が全国的に発生することがあります。倉庫に入れておけば安心だと思っている農家の人も多いのかもしれません。
きちんと守られているといっても窓ガラスと鍵で施錠されている程度です。これらは破ろうと思ったら簡単に破ることができてしまいます。泥棒にとって窓ガラスや扉破りは初歩の手口です。時間帯によっては周囲に人影もなくなりますから、人目を気にせず犯行に及ぶことができます。倉庫に入ってしまえば余計人目を気にせず行動できてしまいますので泥棒にとって有利なことが多いのです。

お金をかけてカメラを設置したり、いい鍵を使ったりするのは気が進まないと感じる人も多いかもしれません。しかし、手間暇かけた農作物を盗まれることを考えれば安いものではないでしょうか。

自宅の寝室から800万円が入った金庫が盗まれるという事件がありました。
被害者が仕事から帰ってきたところ気がついて通報したそうです。

金庫は重量約20キロのもので、男性が帰宅したときには玄関ドアの鍵が開いていてそれでおかしいとおもって寝室を見に行ったそうです。

自宅から金庫がまるごと盗まれるという事件はよく起こります。
大金は手元においておかず、銀行にいれておけばいいものですが、手元においておかないと不安を感じるものなのでしょうか。
自宅の防犯や警備が完璧で金融機関よりも安全だと自信があるのでしたら自宅に保管しておくのもいいでしょう。しかし、どう考えても自宅よりも金融機関より銀行の大型金庫のほうが持ち去られる心配はなく安心なはずです。

仮に金融機関に強盗が入って現金が盗まれたり、金融機関が破綻したとしましょう。
その場合でもお金を預けている以上、その金額分は補償してもらえるのです。
必要以上のお金は自宅にはおいておかないのが一番です。
金庫の中だからといって安心はできません。今は泥棒も進化しているので金庫の対策もしっかりしているのです。持ち去ることならだれでもできますし、持ち去った後で特殊な工具などを使えば金庫でも開けることができてしまいます。